今日から12月です。
みなさんは12月ときくとどのようなイメージでしょうか?
小さい頃は、ワクワクの12月だった気がします。
クリスマスにお正月、そして冬休みと楽しみなことが多くてワクワクの12月でした。
スーパーに勤め出して13年目になりますが、現在の12月はゲンナリのイメージです。
1年で一番忙しい月だからです。
でも頑張って働かないと・・・貯金なし借金ありのアラカンなので。
息子の大学受験で一番心配だったのはお金のことです。
現役時、塾も行かずに自宅学習。
そして受験は国公立一本でと決めていました。
滑り止めも受けずに、本番にのぞむ、相当なプレッシャーだったと思います。
見事に前期でつぶれました。
後期はもう受ける気力もない状態で、受験うつになる。
あの頃が一番つらかったです。
その後、浪人を決めたわけですが、毎日毎日お金の心配ばかりしていました。
息子は受験うつを乗り越えてアルバイトを始めました。
(浪人生なのに・・・)
大学資金を貯めてくれるのかと思いきや、大した額も貯められず秋にはバイトを辞めました。
そして宅浪の孤独感から塾へ行きたいと言い出し通うことに。
それは月々17000円ですんだので、なんとかなりました。
そして臨んだ大学受験。
今度はしっかりすべり止めも受けることにしました。
大学を一個受けるのに受験代が3万円もかかることを知っていましたが、もう後がありません。
恥ずかしい話ですが、貯金ゼロの綱渡りのような生活をしていました。
受験直前に国の教育ローンに申込をしてみました。
母子家庭だし収入少ないからローンの審査は通らないだろうと思っていたのです。
ところが予想に反して借りることができたのです。
お金はなんとかなるという思いから、滑り止めも何校受けても大丈夫だと伝えました。
センター試験利用の私立大で一校合格が決まり、息子はかなりホッとしたようです。
もちろん私もホッとしました。
これで二浪はなくなったと思ったからです。
最終的に後期で国立に合格できました。
でも滑り止めの私立大は入学金を待ってはくれませんでした。
そういう大学がほとんどだそうですね。
教育ローンで借りたお金で30万を私立大に納めました。
かえってこないお金で捨て金になりました。
こう考えるとやはり貧困母子家庭の大学受験は大変厳しいと思います。
親が貧乏だからと大学をあきらめる子がいるのは仕方がないことだって思います。
心配で心配で仕方がなかったお金のことは、教育ローンを借りることでなんとか回避できたわけです。
5年かけて返します、月々18000円です。
返し終わるのは私が65歳の時になります。
借金があれば働き甲斐があります。
(強がりかな)
というわけでまだまだ元気に働き続けなければならないのです。
脱出の決心をした、児童相談所のSさんの言葉お金はなんとかなるというのは本当だったと思います。