息子の人生を変えたアドラー心理学

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息子が中学でいじめにあっていたことは今までも記事にしたと思いますが、今日は卒業した高校の文化祭に行ったようです。
高校では楽しい学生生活をおくっていなかったので、息子が変わり、再び母校に行くことができたことを、うれしく思いました。

父親である夫はいじめられたことを責めました。
「おまえが弱いからいじめられる、おまえが悪い!」と言い聞く耳を持たない感じでした。

その頃が一番、息子は絶望の淵にいたのではないかと思います。
その後、公立高校に入学。
過去に受けた傷から立ち直れずに、クラスメートと打ち解けることができませんでした。

友達ができても、嫌われるのではないかと自分から離れていたようです。

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息子は高校生になり、アドラー心理学と出会いました。

長い間ベストセラーになっていた嫌われる勇気という本を、何回も何回も読んでいました。
暗記したのか、時々私にもアドラー心理学の名言を教えてくれました。

私はそれを聞いた時、アドラー心理学ってすごいと思ったと共に、聖書に似ていると思ったのです。
聖書に書かれている言葉が、違う表現でされているように感じました。

私はクリスチャンですので、聖書も読んでいたので、あ、同じこと言ってるなと思ったのです。

息子は嫌われる勇気を読んで、人生が変わりました。
浪人生活の苦しい一年を乗り越えることができたのも、もしかしたらアドラー心理学のおかげなのかなと思います。

息子の人生を変えた嫌われる勇気アドラー心理学の名言110選を紹介します。

★幸せの三要素は、自分自身が好きかどうか。
 よい人間関係を持っているかどうか。
 そして、人や社会に貢献しているかどうか。

★どんな能力をもって生まれたかはたいした問題ではない。
 重要なのは与えられた能力をどう使うかである。

★未熟な自分を責めてる限り幸せにはなれない。
 未熟な自分を認めること。
 それができる者だけが
 強い人間になれる。

★他人からの賞賛や感謝など求める必要はない。
 自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である。

★問題の原因など どうでもいい。
 大切なのは解決策と
これからどうしたいかだ。

★過去を後悔しなくていい。
未来に怯えなくていい。
そんなところを見るのではなく いまこの時に集中しなさい。

★子供にとっては家族が世界のすべてなのだ。
 親に愛されなければ
 死ぬしかない。
 だから子供たちは
 全力で親に愛されようとする。
 そのときとった命がけの戦略が、そのまま性格形成につながっていく。

★行動するたびに叱られ、褒められて育った人間は叱られるか褒められるかしないと
 行動しなくなる。
 「よくできたね」と褒める必要はない。
 ただ「ありがとう」と
 感謝を伝えるだけでいい。
 感謝される喜びを知れば自ら進んで周囲に貢献しようとする人間になる。

★判断に迷ったらより多くの人間に貢献できる方を選べばいい。
 自分よりも仲間たち仲間たちよりも社会全体。
 この判断基準で大きく間違うことはまずないだろう。

★カッときて自分を見失い怒鳴ったのではない。
 相手を支配するために、怒りという感情を創り出し利用したのだ

嫌われる勇気を読んでから、息子は自然にありがとうと言える人間になりました。
(今、ありがとうも言えない子が多いそうです)
私自身は、時に職場の人間関係につまづいた時、私は社会に貢献していると思うようにしています。

お客様から、いつもありがとうと言われた時、感謝される喜びを感じます。
そしてもっとお客様のために、もっと社会に貢献できる人間になろうと思うのです。

アドラー心理学の本は難しくてよくわかりませんでした。
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