国の教育ローン(日本政策金融公庫)は、審査が厳しいと言われています。
でも金融機関の教育ローンよりも、圧倒的に金利が低いのです。
母子家庭でも、国の教育ローン(日本政策金融公庫)の審査が通りました。
息子は奨学金の申込をしていて、第一種の金利がない奨学金の予約が決まっていました。
大学の入学金は用意してあったので、授業料の方は、奨学金で支払うことに決めていました。
ところが、息子は受験に失敗。
一度申し込んだ奨学金は、無効になってしまいます。
浪人生でも、卒業した高校を通して、再度、奨学金に申し込むことができます。
でも、息子は、奨学金の申込をしなかったのです。
最悪、銀行のカードローンか、クレジットカードのキャッシングをするかと悩んでいました。
(金利は14パーセントから17パーセント)
そんな時、国の教育ローンの金利が低いことを知りました。
母子家庭優遇金利なんていうものもありました。
(年収200万以下は金利1.38パーセント)
国の教育ローンは審査が厳しいと、聞いていたので、だめで元々という気持ちで申し込んでみました。
まずは日本政策金融公庫のホームページWEBで申し込みをしました。
名前、住所、勤務先、電話番号など各項目を入力しました。
次の日に、必要な書類を提出してくださいとメールが来ました。
★必要な書類
住民票の写し
運転免許証またはパスポート
印鑑登録証明書
本人確認書類
保険証
光熱費6か月分領収書のコピー。
勤務先の源泉徴収票
預金通帳(家賃の支払い状況を確認できるもの)
なぜ光熱費6か月分のコピーが必要なのか、疑問に思いましたが、指示通りに提出しました。
光熱費を銀行からの引き落としにしているなら、通帳のコピーですんだようです。
水道、電気、ガス代、全部6か月分必要でした。
(とっておいてよかったです)
書類を提出して、数日後、日本政策金融公庫から電話が来ました。
なんだかお堅そうな女性からの電話で、とても緊張しました。
申込内容の確認と、収入のことを詳しく聞かれました。
そして光熱費、しっかりチェックされていたようで、支払い期日よりちょっと遅れて支払ってますねと言われてしまいました。
あとで、知ったのですが、光熱費などの公共料金の支払いの遅れは、一番チェックされるそうです。
ちょっと遅れての支払いだったから許されたのか、もし督促状がくるくらいに支払いが遅れていたら、審査は通らなかったと思います。
家賃の支払いも滞ってないか、チェックされました。
(通帳のコピー提出)
それから、保証人はどうしますか?と聞かれ、高齢の親ではだめだと言われました。
保証人がいなくても、保証機関を利用することもできるそうで、そちらをお願いしました。
志望大学、借入金額、返済期間などを聞かれ、すべて答え終わった後、審査は通りますか?と聞いてみました。
わかりません。
これからまた審査に入ります。
審査の結果は一週間以内に書面で連絡しますと、冷たい声が帰ってきました。
その後、数日で審査が通ったという封書が速達で送られてきました。
母子家庭、年収180万円でも、国の教育ローンの審査に通りました
こうして私は教育ローンは借金を背負いました。
大学資金は、いくら貧困母子家庭でも、親が負担するべきだと思ったからです。
母子家庭でも、子供を大学に行かせたいと願っている方は多いと思います。
私のようなパートで、低年収でも審査が通りました。
あきらめないで国の教育ローンに申し込んでみてください。
私は100万円を5年間の返済予定で申し込み、そのまま審査が通りました。
現在、月16000円を返済しています。
返し終わるのは65歳です。
まだまが頑張って働かなければなりません。