いよいよ夏休みが、始まりました。
今日は、お子様連れのお客様がたくさん買い物に来ていました。
3人の男の子を連れたお母さん、ずっと怒鳴りっぱなしでした。
ちょこちょこ走り回っていましたから、怒鳴るのもわかりますが、大変だなと思いました。
私も子供たちが小さいころの夏休みを思い出しました。
まだ夫とは、同居中でしたが、夫はほぼ仕事で、そのころから、母子家庭のような状況でした。
息子が小1の時に、このスーパーで働きだしたのですが、夏休みも仕事ができたのは、娘がいたからです。
娘と息子、7歳離れています。
なので、娘はもう中学生でした。
いつも弟の面倒を見てくれていました。
いつもいつも二人で戯れて、仲の良い姉弟でした。
7個上のお姉ちゃんは、弟のこと、なんでもやってあげていました。
この記事に書いたように、息子を過保護に育てたのは、私だけではなく娘の影響もあったと思います。
二人は一心同体と言ってもいいくらいに、助けあっていました。
息子が5年生の時に、娘は家を出ました。
息子は、ショックを受けて、しばらく元気がありませんでした。
いつも助けてくれる人がそばにいたのだから、いろいろな面で、どうしていいかわからなかったのだと思います。
娘は、あの忌まわしい家を出るために、必死にがんばりました。
家を出る、父親から離れるそういう目標がありました。
目標があったからこそ頑張れたのだと思います。
だから、今があります。
実家での暮らしは、地獄だった、あの暮らしを思い出せば、怖いものは何もないなんて言っていました。
18歳で家を出て、父親の存在を忘れて生きています。
一度も会っていません。
姉に続けという思いで、今、息子は頑張っています。
娘と同じように、家を出る資金を貯めようとがんばってバイトをしていました。
100万円を目標に・・・
結局たまったのは20万円。
今は、バイトをしている場合ではない。
勉強を優先しました。
父親のようにはなりたくない。
それが息子の目標です。
今、部屋でこもって勉強をしています。
同級生のほとんどは、塾の自習室で勉強しているそうです。
塾へ行こうが、自宅で勉強をしようが、全て自分次第だ。
なんて、えらそうなことを言っています。
毎日、部屋にこもって10時間勉強。
頭がおかしくならないのかとちょっと心配になります。
ではまた。