決別

スポンサーリンク




a1180_012431

日に日に寒くなってきました。
もうすぐこの町ともお別れだと思うと、なんだか寂しい気持ちになります。

この町に越してきたのは、息子が生まれる一年前なので、約18年、住んだことになります。

スポンサーリンク

慣れ親しんだ私の第二の故郷といってもいいくらい、愛着はありますが、 去ることを決めたのだから、あとは前に進むのみです。 この町にいると、元わが家の近所の方にも、よく会ってしまいます。

隣の家の奥さんとは同年代だったので仲良くしていました。
隣の奥さんは、43歳で未亡人になりました。

ご主人、大晦日の晩に急死したのです。
あれから、10年たち、今年再婚したと聞きました。

私の職場によく買い物にきます。

今度お茶のもうね、なんて言いながらも、未だに実現されていません。

夫が迷惑かけたら・・・
夫に何かあったら・・・

連絡してねと連絡先と、現在の住所は教えてあります。

先日は「奥さんもさっさと別れて、いい人みつけなさいよ、」
なんて肩をたたかれました。

さっさと別れることができたらどんなにいいでしょう。

人様にはわからないことです。

隣の奥さんや、近所の方たちには、黙って去ろうと思っています。 今度こそ、絶対に、夫に居場所を知られないようにしたい、 絶対にばれないようにしたいからです。

ここに住んでいるのが、ばれたのは郵便やさんのミスでした。

転送をお願いしていたのですが、
転送先の住所をはった手紙を、元わが家に投函してしまったのです。

その時の夫のほくそ笑む夫の顔が、目に浮かぶようです。

「おまえたち、どこにいるかわかっているからな
逃がさないぞ!」

そう言い脅されたっけ・・・

今は、怖くもないし恐れもないです。 でも、今度こそ本当に決別したいのです。

ご訪問くださりありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました