家族より、大切だったもの

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今日で7月は終わり、明日から8月です。
8月というと、夏真っ盛りのイメージがします。

もうすぐオリンピックも始まります。
今回のオリンピックはゆっくり見れそうです。

今まで、オリンピックなんて見たことはありませんでした。

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テレビのチャンネル権は、夫が握っていたし、32インチのテレビは、四畳半にあり、夫が帰ってきたら テレビを見ることも許されませんでした。 もちろん子供たちもです。

子供部屋には、小さな古いテレビがあり、そこに室内アンテナをおき3人で見ていました。

でも、地デジ化されてからは、見れなくなりました。

ここら辺は、山が多くて、ほとんどの方がケーブルテレビと契約をしています。
わが家も、新しいテレビを買い、ケーブルテレビと契約をしました。

一台でも二台でも、工事費は同じだから、
二階の子供部屋にも、テレビの線をひくようにお願いしました。

答えはノー。

理由は、壁に穴をあけたくないでした。

夫にとって、親から譲りうけたあの家が、家族より大切だったのです。 築40年のボロ家です。 壁も屋根瓦もボロボロです。 それなのに、テレビの線の穴ひとつあけてはくれませんでした。

心の狭い人です。

この家と、家族どちらが大事なの?と聞いたことがあります。

夫は、迷うことなく、家と答えました。

夫が帰宅すると、子供たちはいつもがっかりしていました。
テレビを見れなくなるからです。

「二階行け!
じゃまだ!」

ただいまや、おかえりなさいの言葉はなく、
子供たちはいつも邪魔にされていました。

そんなわけで、
夜になると、子供たちは子供部屋にこもっていました。

今、娘も息子も、私も、自由という宝物を手にいれました。

夜、シャワーをあびてからのむアイスコーヒー、
ゆっくりと見れるテレビ。

あ~幸福と思う瞬間です。

今日も、ご訪問くださりありがとうございました。

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