三途の川から、生還した兄

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 2015/09/08
恐ろしい名前の病気です。テレビで、流れていた話題に思わず釘付けです。

人食いバクテリアとは…

患者数が過去最多の「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」 “人食いバクテリア”とも呼ばれ、手足のえ死を引き起こし死に至ることもある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が、過去最多になっていることがわかった。

溶レン菌、よく耳にする言葉です。

子供たちが小さい頃、幼稚園や学校で流行ったこともあります。
小さい子は3割位、喉に菌を持っているそうです。
症状は風邪と似た感じで、熱が高くなったり、喉が痛くなったり。

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私の兄は、まさしくその溶レン菌を、何年も保持していて、その菌が増殖し、重症化してしまったようです。

借金生活で、かなり無理をしていたし、ストレスでお酒や煙草の量が増えていきました。

一億円の家が売れて、引っ越しが決まった矢先、兄は倒れました。
きっかけは、熱中症でした!
救急車の中で意識がなくなり、血圧が図れないくらい下がりました。

大変危険な状況です

兄の奥さんは、死の覚悟をしたと言ってました。
兄は、多臓器不全となり高熱が続いて、集中治療室で2週間ほど、その溶レン菌と闘いました。

菌が、体中に回り、手足の壊死も始まりました。
兄はギリギリの所で、生還しました。
奇蹟的に大量の菌に勝ったのです。

意識を取り戻した時の第一声は、生きてて良かったです。
意識がなくなっていた間は、相当苦しかったようです。

兄は、意識のない一週間、三途の川を見たと言います。 川の向こう側に、父や祖父が無言で立っていたそうです。 まだ来るなとも、こっちへ来いとも言わずに無言だったそうです。

そして兄は、お嫁さんが自分を呼ぶ声を聞いて、川を渡るのをやめたらしいです。

もう無理はしない、兄はタバコとお酒をやめました。

ご訪問ありがとうございました。

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