昨晩、息子が暴れました。
仕事から帰ると、息子は部屋にいました。
そして夕飯は、二人で無言で食べました。
これをよどんだ空気というのだろうな。
息子は、とても怖い顔をしていたので、つらいんだろうなと思い、黙っていました。
そっとしておこう、薬を飲まないなら飲まないでいい、飲めばつらさはとれるかもしれないのに・・・
夕食後、それぞれの部屋に入りました。
私はブログを書いたり、副業のライティングをしていました。
23時過ぎごろ、息子が部屋から出てきて、つらいつらい!とわめきだしました。
助けて!助けてよ!!
まるで悪霊に取りつかれているかのように、いろんなものを投げてくる。
またはじまってしまった、私は恐れでいっぱいになりました。
ガチャンガチャンとすごい音をたてテレビを蹴ったりドアを蹴ったり。
これではアパートの住人に通報されてしまうと思いました。
黙ってみていました。
お母さんだってつらいよというと、息子はなんで辛いの?と聞いてきました。
「k(息子のこと)が苦しんでるのを見るのがつらい」
そう言うと、息子は急に静かになり、ごめんと言い部屋に入りました。
息子は暴れないとやってられないくらいにつらいのだと思います。
でも、暴力や暴言の中で育ってきた息子は、それが悪いことだとは思っていないのです。
間違ったことを、間違った親から学習してしまいました。
それが、とても悲しいです。
私は、冷めた心で、この子はこのままでは結婚してはいけないと思いました。
遠い未来の話ですが、これ以上苦しむ人を作ってはいけないって思いました。
暴力の連鎖を断ち切るには、息子のつらさをとるのはどうすればいいのだろうと、ひとりで悩む夜です。