2015/12/18
本当に、お坊ちゃま気分で育ててしまった息子を変えて行くのは大変です。
7歳年上のお姉ちゃんと、いつも一緒にいて、いつも助けあって、父親からの攻撃にもお互いに守りあって、ささえあって生きてきた二人でした。
階下で、両親が喧嘩する声、父親の暴れる音、逃げていく母親を見て、育った二人です。
私は、心の中で、今でも、ごめんねと思っています。
お姉ちゃんは、なんでも弟にやってあげていました。 だから、何もできない子になってしまいました。 出来ないこと、知らないことが多すぎるのです。
私はつい、こんなこともできないの?
そんなことも知らないの?と言ってしまいます。
息子から帰ってくる言葉は、あんたたちの育て方が悪い!と言い返してきます。
そんな時は返す言葉もありません。
けっしていい環境で育てたわけではないからです。
二年後に一人暮らしをしたいと言っている息子に、自立へむけての訓練をしています。
出来るようになったこと。
ご飯をたくこと、お米の研ぎ方から教えました。
3合炊いておいて!お願いしても合の意味がわからなかったのです。(笑)
今は、美味しく炊けるようになりました。
洗濯、これはスイッチを入れるだけなのですが、干し方が笑ってしまいました。
私のパンツを大きく広げて、一番外側に干していました。
これでは、おばさんがここに住んでますよと教えているみたいでしょ、だからパンツは広げず見えない所に干してと教えました。
お皿荒い、これは私より完璧です。
きれい好きの夫に、似たのかピカピカにしてくれます。
時間がかかるのが、たまに傷ですが・・・
二年後に受験を控えている息子に、こんなことやらせていいのかな、と思う時もあります。
自立の訓練なんていいながら、本当は手伝ってもらいたいだけなのかもしれません。
ハハハ、悪い母親ですね、私は・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。