あるブログ記事を読みました。
過食症、愛されたいという心の叫び、そんな内容でした。
それを読んで、あ~やっぱりと思いました。
娘は、長い間、過食症に悩んできました。
助けてあげることができなかった親、それが私です。
今になって気が付いても遅いかもしれないけれど、娘は愛に飢えていました。
愛されたかったのだと思います。
それを気が付いていながら、どうすることもできなかった私は、過去を封印してきました。
確かに、父親はDVでモラハラでした。
娘への暴言、暴力はひどいものでした。
やめてやめてと、間に入って、止めることはしたけれど、それ以上に手を差し伸べることをしなかったのです。
それは自分自身も暴言、暴力も受けていたからです。
(これは言い訳にしかならないかも)
今、思うこと。
無条件の愛で、娘をもっと愛してあげるべきでした。
寂しかったと思います。
18歳で家を出た娘。
父親からの暴力から逃げるためです。
娘を逃がしてあげた、娘はこれで、幸せになると思っていました。
それが大きな間違いだったことを後で知りました。
毎日、泣いていた
毎日、たくさん食べて吐いていた
そんな事実を後から聞きました。
私に心配かけないように、娘は一人で苦しんでいたのだと思います。
私に心配かけたら、私に愛してもらえない。
そんなふうに思っていたのかもしれません。
私と息子が夫の元から脱出して、もう3年になります。
娘と、やっと正面から向き合えるようになり、和解したのは昨年くらいだと思います。
その頃、娘の過食症は治りました。
両親の愛の代わりに、自分を愛してくれる人が、現れたから。
それも大きいと思います。