先日、個別指導塾の面談に行ってきました。
かれこれ一時間話したけれど、息子が聞けないことも聞いてみました。
個別指導塾に、私立中学時代のライバルが講師としてアルバイトに来ていたのです。
私立中時代のライバルは、早大生になっていました。
ライバルの元同級生が、講師になっていて、自分は浪人生。
浪人生の立場では、元同級生に話しかけることはできなかったのだと思います。
お互いに気まずくて、気が付かないふりです。
塾長に話をふってみました。
塾長は二人の関係を知っていました。
元同級生が、話したのだと思います。
元同級生、国際基督教大学、早稲田大学、そして同志社大学、青山学院と、全部合格したそうです。
選んだのは早稲田大学だそうで。
それを聞いて複雑な気持ちになりました。
4年前同じ私立中学に通い、お互いいつも同じような成績をとっていた同級生が、全部合格して早大生になっていたなんて・・・
やっぱりお金のある人は違う、貧乏はいくら頑張っても不利なのだと思いました。
とても裕福な家庭の一人息子です。
教育には惜しみなくお金を使っていました。
息子が公立高校を受験すると決めた時、その同級生も外部受験で公立を受けると聞きました。
ライバルの同級生は県内トップ高を受験し合格しました。
その時その親御さんに言われた言葉が今でも忘れません。
息子が受験した高校は、いわゆる総合高校で、進学高校ではありませんでした。
「なんでもっと上を目指さないのか?そんな所もったいない」って言われたのです。
息子はそのママさんがいうそんな所に入学しました。
上を目指さなかった理由は、やはり安全策です。
その頃、息子と二人、夫の元から脱出をする準備をしていましたので、私立高校に行く余裕はありませんでした。
なので絶対に合格する公立を選んだのです。
すべて親の事情です。
今、こうして元同級生との差ができてしまった理由もすべて親の事情です。
息子がその同級生に追いつくのは、今度こそ志望大学に合格することです。
貧困母子家庭でも。
頑張れば幸せになれる。
ずっとそんな思いでこのブログを書き続けてきました。
中学時代の親友は慶応生。
そしてライバルは早大生になっていました。