
すべてが終わったらと東京へ引っ越すつもりでした。
結局は、この地に残る事に決めたのは自分自身なんだけれど、夫がいなくなって一年、まだいろいろ思い出してしまいます。
目をつぶると、元わが家の居間、キッチンなど、家族で過ごした場所が浮かんできます。
すべてがなくなり更地になっても、私の脳の中には思い出たちが残っています。
子供たちは、もうすっかり自分たちの生活にもどっていて、私だけ取り残されたような気持ちに押しつぶされそうになることも。
70代未亡人と会って
つい最近、前々職場の70代の元同僚と偶然会い、立ち話をしました。
前回会った時は、今にも泣き出しそうな暗い顔でやつれていたのに、それから数年たって再会。
彼女の顔はつやがあって、表情も明るくなっていたのです。
話を聞くと、旦那さんを失って、元気になるまで3年かかったと言う。
とても仲が良いご夫婦だったのです。
今は寂しくない
私は寂しさから抜け出す方法のヒントを聞きたくて、毎日何をやっているんですか?と聞いてしまいました。
テレビが好きでテレビばかり見ている
生きがいは猫ちゃん、猫がいなくなったらどうしよう?
一人暮らしの今を支えてくれるのは、近所の仲間。
こんな答えがかえってきました。
シニア一人暮らしのユチューバーさんも、猫を飼っている方は多いようです。
猫ちゃん、飼いたいなと思ったけれど、家をあけることが多い私は難しそう。
70代元同僚は、最近入院したそうですが、その時支えてくれたのは近所の人たち。
お互いを支え合って生きていく、とてもうらやましく思いました。
このワンルームは静かで快適だけど、人付き合いはありません。
終の棲家ではないという気がしてきました。

カウシェファームを紹介した記事ですが、友達になってくださった方、毎日水やり、あいさつをしてくださる方、ありがとうございます。
これも、立派な?人とのつながりであり、ふれあいです。
頑張って収穫しましょう!
