先週末、職場で嫌なことがありました。
もうすべてを投げ出して、今の場所から逃げたくなりました。
仕事も辞めて、もう東京へ引っ越そうと思ったほどです。
辞めたい、逃げたいと悶々としていましたが、昨日今日と妹と温泉へ行ってきて、やはり逃げるわけにはいかないと、気持ちを入れ替えました。
罵倒されるのが、苦手
誰でも、罵倒されるのは苦手だと思いますが、私は特に苦手です。
心の奥底の古傷が痛むような感じです。
新しい仕事が覚えられなくて、40代パートさんに罵倒されたのです。
人手付属で、イライラしていたこともあると思うけれど、それはそれはキツイ口調でした。
何くそー!覚えればいいんでしょーと開き直ればいいものの、本当に覚えの悪い自分が情けなくて。
なんで、こんなに目にあうんだろう?と考えていて、数年前の出来事を思い出しました。
息子がアルバイト先で、罵倒されて
息子が、16歳で初めてバイトしたのが、引っ越しの助手。
その時のことは、こちらのブログに書いているかもしれません。
重い荷物が持てなくて、オロオロしていた息子は、その場でこいつ使えないって、罵倒されたのです。
ガラの悪そうな社員さんが、煙草をぷかぷか吸いながら、使えないヤツと何度も言ったらしい。
バイトから帰宅し、そう話す息子に、「そんなの気にするな、男なんだから乗り越えなさい」、みたいなことを言った気がするのです。
傷ついた息子を、さらに傷つけてしまったと思います。
おまえは使えないと言う言葉は、どれだけ突き刺さるのか、当時の息子の心の痛みがわかったような気がしました。
私も息子も、たぶん娘も、自分に自信がありません。
それは、亡き夫に散々罵倒されてきた過去が影響しているのかもしれません。
息子は、3回ほど引っ越しのバイトに行き、心が折れてやめました。
その後は家庭教師のバイトや、スーパーの品出しなどいろいろ経験しました。
誰しも向き不向きがあり、息子は自分が何が得意でどんな仕事が向いているかを、さまざまな経験で悟ったようです。
紆余曲折あったけれど、夢である、エンジニアになります。
使えないシニアパートと言われた私も、優しくカバーしてくれるパートさんも大勢いるので、まだまだ頑張るしかないです。