今日は、バレンタインデー、シニア夫婦の方は、チョコレートを渡しているのでしょうか。
私に、今、夫がいたとしても、たぶんあげないと思う。
ふん、と鼻で笑われそう。
娘は、旦那さんにあげるという名目で、一緒に食べるのが目的だと言ってました。
それ、いいかも!
ウォーキング中に、空を見上げ、ちょっとだけですが夫のことを思っていました。
バレンタインデーだからではなく、時々ふと思い出すのです。
早いもので、夫が急逝してから、4カ月たとうとしています。
最初の一か月は、さまざまな諸手続きに走り回っていて、精神的にとっても大変でした。
人が死ぬと、残されたものは大変なんだと、本当に実感しました。
死ぬのがわかっていたら?
一番、思うのは、自分の部屋に招き入れ、シャワーくらい浴びさせてあげれば良かったということです。
夫はたぶん、一年以上はお風呂に入っていなかったと思います。
もしかしたらそれ以上かも。
亡くなる一年くらい前に、銭湯の場所を聞かれて、自宅からちょっと離れた銭湯を教えてあげたのです。
その時もたぶん行っていなかったと想像します。
お風呂に入ってなくて、ホームレス風の夫とは何回か会いましたが、夫は運転席から降りてこず、助手席の窓から、モノを渡していました。
その時に気が付いたのは、腕がごぼうのようだってこと、ずいぶん痩せちゃったなと思ったものです。
当時も、自宅のマンションに招きいれてシャワーを貸してあげるべき?と何度も思いました。
でも、しょっちゅう来られるのも嫌だし、自宅を教える恐怖もありました。
過去に居場所がバレて、部屋の前で怒鳴られた経験をしていて、それがトラウマになっていました。
もっと優しくしてあげれば、良かった
こんなに早く逝ってしまうのが、わかっていたら、もっと優しくしてあげればよかったと後悔ばかりです。
教会の仲間は、昔からの経緯を知っているので、あんなに怖がっていた旦那さんに、最後は出来る範囲だったけれど、精一杯つくしていたのでは?と励まされました。
もっと優しくしてあげれば良かったと、後悔したのは、母の時も同じ。
施設に通うのも通院介護も、惰性でやっていたかもと後悔しています。
両親がご存命の方、ご主人と暮らしている方、どうぞ家族を大事にしてください。
いなくなったら寂しいモノです。