節分も終わり、今度はバレンタインデー一色となった職場です。
バレンタインデーと言えば、思い出すのは娘の手作りチョコ。
娘が高校生の時に、流行った友チョコ、ついでに父親にも作って渡していました。
普段、暴力や暴言を受けていたのに、優しいなと思って見てました。
チョコレートを受け取った夫は、嬉しそうでした。
亡くなる前に、二人のために、和解させてあげたかったと思います。
漫画本「人生最大の失敗」
野原ひろ子さんの漫画で、さらっと読んでしまいましたが、共感する部分がたくさんありました。
主人公エリコは、結婚後、夫がどんどん変わっていくことを嘆いていました。優しいのは最初だけだったと。
愛情は3年でさめ、どんどんがまんすることが増えていきます。
結婚ってそんなものだと思います。
愛情は、本当に3年くらいしかもたなくて、それから空気のような存在になっていく夫婦が多いのではないでしょうか。
ある日、主人公エリコは、夫が若い女性と電話で話していて、結婚は人生最大の失敗だったと言っているのを聞いてしまいます。
傷つくエリコ、人生最大の失敗?こっちのセリフだわと、離婚にむけて動き出します。
最初にしたのが、仕事をみつけること、そして蓄えること。
そしてあっさりと離婚できたわけですが、大学生の娘がついてこないこと、これが誤算でした。
めちゃくちゃ共感した!離婚後の暮らし
エリコのおひとり様生活が始まります。
お気にいりだった家族で過ごした家を出て、アパートで暮らしはじめます。
休日に買い物に行くと、やけに夫婦連れが目につきます、それもみんな仲が良さそうに見えてしまいます。
ここ、すごくよくわかります、私も休日は家族連れがやたらと目にく時期があったので、日曜日は家にこもるようになりました。
人の優しさに飢えていたエリコは、同僚のバツイチ男性の優しさにホロっとしてしまいます。
その優しさにもしかして恋?と好感をもつようになります。
だけど、その男性は最低な男とわかり、現実にもどります。
離婚は未来を明るくする行動だったのか、それとも老後を棒にふる愚行だったのか。
エリコの同僚二人の主婦も夫との生活に嫌気がさし、悪口ばかりです。
それでも離婚を選ばないのは、生活水準を下げたくないという理由からです。
結局はそこです、嫌いな夫と過ごすか、貧乏なおひとり様を選ぶか、究極の選択だと思います。
「こんなにも軽い心で月をながめることができている」
この言葉も、ものすごく共感しました。
私も毎日、穏やかな気持ちでお月さまを見ることができています。
心配の種だった夫もいなくなり、新たな自分の人生がスタートしました。
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