身体も心もクタクタですが、寄り添ってくれる近くの他人

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夫は今日、空に旅立ちました。
火葬の時間は、わかっていたので、その時間に空にむかって手を合わせました。

結婚生活は23年、別居して10年、過去を振り返れば、良い時代もあったので、夫には感謝しています。
可愛い子供たちと孫をのこしてくれたことも感謝しています。

何よりも孤独だったと思うし、体調不良で死の恐怖とたたかっていたと思うので、そこから解放されて良かったねと、今は心から思います。

心身ともクタクタです。

娘も息子も頼れないってことがよくわかりました。
妹にも兄にも頼れません。
遠くの親戚より近くの他人とよく言いますが、本当にそう思います。
私には寄り添ってくれる人がいます。

寄り添ってくれる、近くの他人

昨年、骨折した時も、親身になって助けてくれたのは近くの他人です。
近くの他人とは、通っている教会の仲間たちです。

昨日は30代の牧師婦人が、おにぎりと惣菜を持ってきてくれました。
何を食べても味がしなかった私ですが、いただいたおにぎりと惣菜を食べながら、涙が出てきました。

そしてまるで息子のように、私に寄り添ってくれるのが30代の牧師です。
この牧師夫婦が、わりと近所で住んでいて、力になってくれています。
実の息子より、本当に頼りになります。

彼は小一の時に、母親を亡くし、中一の時に父親を亡くしており、今までたくさん苦労してきました。
だからこそ、人の心の痛みに寄り添うことができるのだと思います。

近いうちに孤独死の現場にも、立ちあってくれることになりました。
どうしても近づけなかった元わが家ですが、30代牧師と息子と中に入る予定です。

人は、一人では生きていけないものだって、つくづく思いました。
それなのに、10年間ひとりぼっちで生きてきた夫は、ある意味すごい人だったと思います。

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