今月は年金支給日があります。
少ない年金額でも、それなりに楽しみです。
今日は、近所の八百屋さんで新玉ねぎとにんじんを購入、両方100円でした。
鶏むね肉の在庫があったので、酢どりを作ったのですが、調味料はあるもので目分量、適当に作ったわりには、美味しくできました。
ところで、専業主婦の年金問題は、たびたび論争になっています。
専業主婦は、全く年金を納めなくても、将来は年金を受け取れることができます。
これは、厚生年金に加入しているサラリーマンの妻のみの制度です。
働く女性や、自営業の妻からは、専業主婦はずるい!という声もよく聞かれます。
専業主婦の年金を負担しているのは夫ではないって、ご存知でしょうか?
専業主婦が年金を納めていないのに、将来年金を受け取れるのは不公平だとか、ずるいとかでネットで炎上したことがあります。
そこに反論したのが、専業主婦です。
専業主婦が年金を払っていないのはデマ、夫が二人分を払っていますという意見。
でもこれって実は間違いです。
サラリーマンの夫は、厚生年金を給料から引かれていると思いますが、それはあくまでも夫一人分です。
妻の分は負担していないのです。
結婚してようが、独身だろうが引かれる厚生年金の金額は一緒です。
では専業主婦の年金は、誰が負担しているのでしょうか?
全くの他人である厚生年金を納めている働く女性やサラリーマンなのです。
保険のしくみ
第1号被保険者
20歳以上60歳未満の自営業者や自営業者の配偶者、学生、無職の人などです。国民年金の対象です。第2号被保険者
会社員や公務員などです。年齢制限はなく、20歳未満でも会社員等として働いているのなら該当します。原則70歳までの加入になります。また、第2号被保険者は、国民年金とあわせて厚生年金にも加入しています。第3号被保険者
20歳以上60歳未満の第2号被保険者に扶養されている配偶者です。国民年金に加入しています。引用マネーの達人
この表を見ますと、第3号被保険者がサラリーマンの妻、つまり専業主婦にあたります。
ちなみに、サラリーマンの妻が年金を納めなくても、将来年金がもらえるという優遇は、日本だけだそうです。
このままでは、年金制度が破綻するという懸念がありました。
政府がとった政策は、パートの106万の壁です。
106万以上の収入があるパートは、社会保険に入らなければならなくなりました。
つまり夫の扶養内で働いていた主婦も、社会保険に入ることを選択すれば年金を納めることになるのです。
近い将来、今度は82万円の壁ができます。
年金の財政難から、一人でも多くの年金加入者を増やしたいのが政府の思惑なのかもしれないです。
夫の扶養内ということに拘れば68000円以内に抑えなければなりません。
現在、50代から60代以上の方は、ほぼ年金を受け取ることができると思います。
心配なのは、20代から30代の若い世代です。
自分の子供も含めて、若い世代のためにも、専業主婦や扶養内で働く主婦も年金を納めるべきだと私は思います。
82万円の壁ができるという話も、第三合被保険者(専業主婦)にも、年金を納めてもらうという話も出ていますが、なかなか決まらないようです。