５年前、息子が大学入学の時に、教育ローンで、１００万円を借りる。
貧乏母子家庭で貯金ゼロ、カードローンの返済もあったので、息子には塾も行かさず国公立大を目指させました。
そんな簡単なものではなく、現役では全滅。
一浪の後、国立大に入学できたわけですが、その時に知ったのが国の教育ローンです。
私立大の入試が一校３万円、５つくらい受けたと思います。
センター試験は１５０００円くらいだったか、とにかくお金が飛ぶように出ていきました。
一浪した後、受けた私立はことごとく落ち、滑り止めの一校だけ合格。
そこに入学金３０万円を払いましたが、このお金はかえってきませんでした。
そして後期試験で、すれすれで国立大に合格、その入学費用で５０万が消えました。
貯金がゼロの母子家庭の大学入試は、教育ローンの１００万円で乗り切ることができたのです。
国の教育ローンは利子が安く助かりましたが、月々１７０００円返していました。
ようやくその５年が終わったのです。
やったー、終わったーというのが素直な感想です。
社会人になるまで、あと一年。
就活真っ最中の息子、一つ内定をいただいていますが、その後はどうなったのか。
何よりも嬉しいのは、完全に自立したこと。
親の役目は子供を育て、社会にかえすことだと思っているので、それがやっと終わります。
今後は自分のために生きたいと思いつつ、すぐ子供の心配をしてしまう私です。
