娘の寂しさに気が付かなかった私、今、孫を抱きしめる。

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一人暮らしは、やはり寂しい。
そして体調を崩した時などは、本当に心細いです。

60歳になって、実際に自分が一人暮らしとなって、いろいろなことを実感しています。

娘の寂しさに気が付かなかった私

娘が7歳の時に、息子が生まれ、私は息子ばかりを可愛がっていました。
夫は夫で18歳になったら出ていけばかり言っていたのです。

娘はその寂しさを、いろんなサインを出して訴えてました。

毎日が発見ネットで連載をしています。
当時の娘のことを書きました。

中学で非行に走った長女。「娘さんは寂しいんだよ」の言葉にドキッ/chii
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その後、18歳で家を出た娘は、ことあるごとに私に助けを求めてきました。
夫から逃がしてあげてホッとした気持ちが大きくて、そこでも娘の寂しさに気づいてあげることができませんでした。

一人暮らしは寂しくて、家族連れを見ては泣いていたと後から聞き、胸が締め付けられそうになりました。

私は、娘をギュッと抱きしめてあげたことがありません。

母親に愛されたことがないから、愛し方がわからないというようなことを言ったことがあります。

じゃあなんで私を生んだの?娘に言われました。
なんで俺を生んだ?と息子にも責められ、私って最低な母親だよねって自分を責めたこともありました。

夫から離れて、心の傷がいえた今、私は今までできなかったことをやろうって思うようになりました。
さすがに28歳の娘をギュッと抱きしめることはできないけれど、その代わりに孫をたくさん抱きしめています。

初孫である7カ月の男の子が、俗にいう育てにくい子で、娘は何度も悲鳴をあげています。
今まで子供たちにできなかったことを孫にはしてあげたい、そう思っているのですが、近くに住んでいるわけでもないし、体力的にも限界があります。
もどかしいです。

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