親ガチャ、子供は親を選べない 

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今日は年金支給日でした。
そのせいかバスの中は、高齢者でいっぱいでした。

緊急事態宣言が解除され、コロナ感染者も激減。
これでやっとでかけられるという感じなのでしょうか。

そういえば大学の授業は始まったのか、息子に聞いてみた。

「始まった」の一言の返事がきました。
息子の返事はだいたい一言で終わります。

親ガチャという言葉をご存じでしょうか?

「どのような親のもとに生まれてくるかによって人生が決まってしまう」と意味で使われ、経済格差が社会問題化していることを象徴する言葉なんだそうです。
わが家の子供たちははずれだったと思う。

父親のDVとモラハラに苦しみ、おまけに貧困もついてきた。

娘は28歳一児の母になっても奨学金を返しています。
息子ももちろん借りていて、大学院に進めば、さらに増額して借りることになると思う。

「なんでこんなに貧乏なんだ」

「なんで俺を生んだんだ」

「あんたの育て方が悪いから、こんな人間になった。」

これは息子から実際に言われた言葉の数々です。
娘にも言われたと思うけれど、忘れちゃいました。

二人とも親を恨みたくなるような苦しい時期があったのだと思う。

子供は親を選べない

すべてを親のせいにして努力をしない若者の言い訳だという人もいる。
逆に貧困家庭に生まれて、人一倍努力をしてきた、それでも努力は報われなかったという若者もたくんさんいるのだそうです。

息子はちゃんと就職して、奨学金を返せるのかと不安になるのだそうだ。
仕送りがないのは、俺だけと責められたこともあります。

確かに、何も助けてあげれないのは事実です。
夫と結婚して、こうなったことに、私は未だに負い目を感じています。

親ガチャ、私にとっては痛い言葉です。

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