母子家庭の貧乏でつらい日々を忘れない

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今日は、良いことが一つありました。

職場でサンプルのお豆腐をいただいたのです。
そのお豆腐、なんと一丁200円です。

夕食時にその高級豆腐を食べてみて、びっくりです。
豆腐なんてみんな同じでしょと思っていたのですが、全然違う。

まず手に持ってみるとずっしりと重い。
そして包丁を入れると弾力があります。

とても濃厚で美味しいお豆腐でした。
サンプルでいただかなければ、こんなにおいしいお豆腐と出会うことはなかったと思う。

時々、このブログの過去の記事を読み返しています。
5年前、ひどい記事の書き方をしていましたが、修羅場がたくさんあったことがわかります。

母子家庭で貧乏でつらい日々を忘れない。

逃げたばかりの一年目が本当に辛かった。
6畳ワンルームで、年頃の男の子と暮らすのはあまりにも大変でした。

それでも夫から逃げた安堵感はあったのだけど、夫からのストーカーのような電話攻撃、そして夫に居場所がばれて、ドアの前で怒鳴られるという修羅場が何度もありました。

夫は息子を返せ!と怒鳴っていたのです。

息子はたびたび夫の家に行くようになったのですが、結局は私の元にもどってきました。
そして、私は何度も、息子にお父さんの所へ帰れ!と言っていた、なんとひどいことをしていたのだろう。

夫に引き渡していたら、息子はたぶん大学にも行けなかったと思います。
今の私と息子はいなかったのです。

今以上に貧乏でした。
当時は私のパート代だけで暮らしていたので、本当に苦しかった。

修学旅行の積立金が払えない、学校から塾へいくように諭されても、塾へ行く余裕なんてない。
そんな日々がありました。

今、ようやく息子は巣立っていきました。
一人暮らしの生活費は、奨学金とアルバイト代で稼ぐという。

だからお金の心配はしなくていいと言う息子。
いざとなったら、どうにかして働く術も身につけました。

古い日記のような記事を読みながら、よくここまでたどり着けたと思います。
過去の日記を読むと、現在の暮らしがどれだけよくなったかがわかります。

過去はみないで、前進あるのみと思っていたけれど、つらい日々を思い出してみるのも、また必要かもと思いました。

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