子育てを終えた、妹の孤独

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今日は、東京へ行き、母と妹と三人で会い、いろいろ話してきました。

妹と言っても、私とは同い年、つまり双子なんです。

双子と言えども、性格は全く違い、生き方も全然違うものとなりました。
中学までは、同じ学校でしたが、高校からは別々の学校へ行きました。

私たちは、普通の姉妹より、たぶん仲が良かったと思います。
妹が結婚するまで、私と妹はいつも一緒にいました。

妹が結婚をして、子供を産むと、私はよくその子たちの子守りをしました。
妹の子は私に似ていました。
(私と妹は一卵性双生児なので、そっくりらしい)
なので、すごくかわいくて、お風呂へ入れてあげたこともしょっちゅうありました。

その妹の長男、今年30歳になりました。

妹の長男は、名の知れた大学に通い、一部上場の会社に就職して、世間からはエリートコースを歩んでいるように見えたと思います。

妹夫婦にも自慢の息子だったと思います。

ところが、入社して3年で、その長男は会社を辞めてしまいました。
そして、青年海外協力隊の一員として、二年ほど海外へ行きました。

今、流行りの好きなことをして生きるを選んだのです。

二年の任務を終えて帰国し、今度は小さな貿易会社に入社し、アジアの小さな国へ行ってしまいました。

次男も、家を出て、まったく帰ってこないそうです。

私としては、子育てを終えて、子供たちも自立した妹がうらやましいと思っていました。

でも現実は違っていました。

子育てを終えた妹は、孤独を感じていました。

旦那さんは、仕事人間で、帰宅も遅いらしいです。

なので、妹は猫を飼っています。
寂しさを癒してくれるのは猫ちゃんだけと言っていました。

子育てを終え、何をやっていいかわからなかったり、自分は誰からも必要とされなくなったと思うこと。

空の巣症候群とも燃え尽き症候群とも言われています。

専業主婦がなりやすいそうです。

家族のためにだけ生きてきた人もなりやすいそうです。

幸い、妹は仕事をもっています。
介護の職についていて、今ケアマネの試験のために勉強しています。

私はまだ、あたふたと子育て中ですが、子育てを終えた時、自分の趣味や、やるべきことをちゃんと持っていないとだめだなと思いました。

空の巣症候群や燃え尽き症候群から、うつ病へと移行していく人も多いと聞きました。

せっかく頑張って、家族のためにつくしてきて、それが終わったら自分は病んでしまう。
それって寂しいことじゃないですか。

私はやりたいことみつけました。
(できるかどうかは別として)

子供にしがみついていた自分から卒業し、これからもしがみつかないで生きていこうと思っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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