この寒さの中、息子の部屋はカーテンなしで過ごしました。
以前の記事で、ほしいもの全部買ってしまったと書きましたが、カーテンもそれに含まれます。
私の部屋は、そこら辺のホームセンターで特売のカーテンを買いました。
(2000円くらいだったか)
息子の部屋の窓は、上に高窓がついていたので、サイズを測ると2メートル20センチありました。
そのサイズのカーテンはなかなか売っていません。
少し短くてもいいじゃないと説得したのですが。
息子はネットで調べたカーテン屋さんで、1万円のカーテンをオーダーしてしまいました。
こんなに貧乏で、生活苦なのに?
私は、内心イラついていました。
「俺が稼いだお金何に使おうと勝手だろう」と、息子は言い返してきました。
そのカーテンが、今日届きました。
きれいな青い色で、生地も厚く、私の部屋のものとはくらべものもならないくらいに高級感がありました。
自分のバイト代で貯めた貯金で、息子が買ったものは、全部、自分の部屋のグッズです。
3万円のベッドから始まり、今日のカーテンまで、すべてそろいました。
息子は自分の理想の部屋を手に入れたようで、満足気です。
でも、ここ数日、手持ち金ゼロになった息子は、イライラしていました。
お腹がすいても、買い食いもできない、喉が渇いてもジュースも買えない。お金のないつらさを知ったようです。
「いっぺんに使い過ぎた。失敗した。」
という反省の言葉を聞くまで、私は、黙ってみていました。
「計画的にお金を使わないと、だめだということがわかった?
少しは我慢することも覚えないと」と、話しました。
一万円のカーテン?
ぜいたくだよ~と思いました。
お金の使い方、間違っているとも思いました。
でも・・・家具とか、ベッドカバーやまくら等々
本来は、親がそろえてあげるべきものを、息子は自分のバイト代で買ったわけで、イライラしたり、怒ってしまったのは、悪かったかなと思います。
息子は今日、最後のバイト代数千円が振り込まれていたと思います。
手持ち金ゼロから解放されたわけです。
今回のことで、計画的にお金をつかうこと。
また、お金がないつらさも実感し、いろいろと学んだと思います。