発達障害の検査は受けない。
これが、息子の出した結論です。
昨日、県が運営している療育センターに、相談に行きました。
私、一人でです。
いろいろと話しを聞いてもらいました。
そして、発達障害であるかどうかの検査を受けるのは、簡単に決めてはいけないということでした。
中高生という大変、デリケートな年齢です。
このくらいの年齢の子供たちは、受け入れることができずに、かえって状態が悪くなり、家にひきこもってしまった子もいるそうです。
療育センターは、どちらかというと、児童向けですので、
高校生の場合はどうすればいいのか、まず質問しました。
児童でもないし、大人でもない。
微妙な年齢です。
療育センター付属の心療内科があり、そこで検査をしてもらえるということでした。
ところが、残念なことに、ここで検査を受けれるのは、18歳まででした。
息子はまだ17歳なので、誕生日を聞かれました。
4月ですと答えたら、ではこちらでは無理ですと、即座に断られてしまいました。
なぜかというと、この児童向け心療内科は、予約がいっぱいで、今、予約が取れるのが半年先ということでした。
息子はそのころ、18歳です。
それで、だめということでした。
今日のヤフーニュースでも、10か月と書かれていました。
総務省行政評価局が、発達障害のある子どもの診断をしている医療機関の受診状況を調べた結果、半数以上の機関で初診までに3カ月以上待たされていることがわかった。中には約10カ月以上待たされる機関もあった。総務省は20日、厚生労働省に改善を勧告した。
行政評価局は昨年8~11月、子どもの自閉症やアスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの発達障害を診断できる医師がいる全国約1300の医療機関のうち、主要な27機関について調べた。
その結果、高校生以下の受診者が初診を受けるまでにかかる期間は、1カ月以上3カ月未満が6機関、3カ月以上半年未満が12機関、半年以上が2機関あり、そのうち1機関では約10カ月かかっていた。
初診を待つ子どもの数は10~49人が9機関、50~99人が4機関、100人以上が8機関だった。
引用 ヤフーニュース
こちらの診療所では、その検査を受けるまでに、何度もカウンセリングを受けるそうです。
カウンセリングを繰り返して、その検査が必要かどうか、また本人が本当に受け入れる体制になっているかを見極めてからの
検査になるそうです。
心の準備ができるのです。
ここで、受けたかった、残念!と思いました。
それで、ほかに検査ができるという心療内科を紹介してもらい帰宅しました。
息子に、あいている日を聞いてみると、
俺は、発達障害ではないから受けないと、また心が変わっていました。
息子は、発達障害ではないことを証明しにいくといいました。
発達障害だったら?
・・・無言でした。
受け入れることができない可能性は高いと思いました。
息子がそういうなら、私は、従うしかありません。
時には、逃げることも必要だとある読者さんはおっしゃってくださいました。
自分を守るためにです。
ですから・・・
またこの件に関しては、グレーゾーンのままで封印することになりました。
私はすべてを受け入れます。