先週の日曜日のこと、ずっと空き部屋だった隣の部屋から音がしました。
隣の部屋に母子家庭が引っ越してきた
バタバタと音がするのでドアの外に出てみると、引っ越しの真っ最中でした。
車が入ってこれないアパートなので台車で何回も運んでいるようでした。
子供の声がしたのでお子さんがいる方だとわかった。
夜に奥さんがあいさつにきました。
隣に越してきた○○ですと言い、ハンドソープをくださいました。
「うちは8月に引っ越すのでいただけません」とお断りしながらも結局は受け取ってしまいました。
「私と姉と子供と3人家族です、うるさくて迷惑かけるかも」と。
案の定夜には子供の走り回る音がドタドタと響き渡っていました。
木造のアパートなので話し声も丸聞こえです。
もう息子と口喧嘩することもないとは思いますが。
こんなカビだらけのアパートになんで引っ越してくるんだ?と息子は言う。
それはずばり安いからだと思う。
駅が近いのに2DKで5万とは相場より2万は安いと思います。
安い物件には理由あり、住んでみてものすごくよくわかりました。
そんなカビだらけの安い物件に私たち親子は4年も住んでいたわけです。
冬は寒かった、夏はあらゆる虫が出てきた。
食器棚にはすぐにカビがはえた。
いろいろあった母子家庭の暮らし、思い返すと楽しかった。
あと少しで母子家庭から卒業します。