この地で一人で生きていく、墓守は私がする

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窓を開けて寝ると寒くて、閉めると暑い、中途半端な気候だけど、着実に秋に向かっているのを感じます。
明け方の雨で、目が覚めました。

今日も一人仕事、土曜日だったので、ゴミの量がハンパない。
先輩から、お客様は見ないで、自分の世界で働けみたいなことを助言されました。

はたから見れば、髪の毛振り乱して、必死に働いている初老の女に見えるのか?
もう付き合っていないママ友たちが来ているかもしれない。

でも、もう人の目なんか気にしないことに決めました。

この地で一人で生きていく

ずっと故郷東京へ帰るつもりだったけれど、もう東京には私の居場所がないと気が付きました。
何より家賃が高い!

今は、地元横須賀に帰ってくると、ホッとする自分がいます。

私はこれからもずっと、この地で、この小さなワンルームマンションで生きて行こうと決めました。
夫がいなくなったら、とっとと去りたいと思っていたけれど、人の気持ちって変わるものです。

墓守は、私がする

これも大きく変わりました。
夫と義両親、次女が眠っているお墓は、いずれ墓じまいをして、自分は海に散骨してもらうつもりでいました。

夫が亡くなり納骨するまで、お墓参りには、10年も行ってなかったのです。
夫や、身内に遭遇するのが怖かったからという理由で。

次女が眠っているのに、なんて白状な母親なんだろう。
夫を納骨した時に、25年ぶりくらいに次女のお骨を見たのだけど、真っ白できれいなままでした。

お墓参りに行くと、気持ちが落ち着きました。
交通の便は悪いけれど、自然が多く、緑が美しい霊園です。
住んでいる場所からは、車で10分くらい、私の目が黒いうちは、私がお墓を守っていくつもり。

私がいなくなったら、息子が墓守をすると言ってくれたけれど、私としては、自分の頭がしっかりしているうちに、墓じまいをして、その霊園の共同墓地に入れてもらう予定、そして私もそこに入る。

夫と同じお墓に入りたくないと、ずっと思っていたけれど、その他大勢の方と一緒ならと、全然平気になりました。

もうすぐ65歳になりますが、今後の生き方が見えてきました。
清掃の仕事も、なんとかやっていけそうです。

子供たちには頼らずに、地元の友人を大事にして、時にはフラッと旅に出て、そうやって生きていきたい。

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