先週、息子が、何日か学校を休み、来年のセンター試験も受けないと言い出しました。
センター試験の申込期間の三日間、学校を休んでいました。
今まで、甘やかしすぎたと反省している私は、今回は口も手も出さずに見守ることにしました。
申し込み最終日も、休むと言い、私に学校に行ってほしい、提出してきてと言いました。
は？
そんな大事なことを、なぜ自分でやらないのと、私はキレました。
風邪をひいたからという理由で、学校に連絡は入れてありましたが、それは仮病でした。
学校に行きたくない理由があったのです。
仮病の上に、親に、センター試験の申込をさせる？！
これは絶対にまずいと思い、私は断固として拒否しました。
学校へ行くのは簡単です。
でも、一生に一度のセンター試験の申込、大事なことを親にやらせた。
これは一生後悔するだろうと思ったので。
自分で出しに行かないのなら、センター試験は受けなくていいから。
就職でも、フリーターでも自分で食べていく方法を考えなさいと、私は息子を突き放しました。
息子は、その日は、何もやる気がしないと、ベッドの上で、ゴロゴロしていました。
そしてあげくのはてに、センター試験は受けない、俺ニートになると言い出しました。
ガーンですよ。
マイナスの言葉は吐くなと言っても、平気で口に出す息子に、イライラでした。
イライラしていましたが、無視していました。
センター試験の申込締め切りは、夕方１６時。
その時間が刻々と迫ってきていましたが、だまってみていました。
締め切り二時間前に、むくッと起きだして、
今まで一年間勉強してきたことが無駄になる。
わかったよ、行くよ！とシブシブと学校へ向かいました。
二時間ほどして帰宅。
息子がずる休みしたかった理由は、家で勉強したかったこと。
もう一つは、月曜日に美容院へ行きへんな髪型にされたこと。
友達にバカにされるかもしれない。
（息子の思い込みだと思う）
この二つの理由で、息子はずる休みしたことを打ち明けました。
お母さんだって、安い美容院でこんな散切り頭にされて、いやだったけれど仕事へ行った。
働くってこういうこと。
社会に出るってそういうこと。
社会人になったら、そんな理由のずる休みはけっして許されない。
甘えるんじゃない！
そうやって喝を入れました。
今の息子、すごく波があります。
数時間勉強に集中する日。
勉強なんてやってもしょうがないと、すべてを放り出す日。
いろいろです。
そのたびにイライラしたり、振り回されるのはやめようと思いました。
今日から、学校へ行きました。
ホッとしました。
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