今日の母、朝食時に友達ができたらしいです。
この老人マンションは、みんなひとり暮らしの寂しい人ばかりです。
同じような境遇の方と、仲良くなり、楽しい時間をすごしてくれたらいいなと思います。
マンションの中だけど、散歩も出来たし、
談話室に、一人で、新聞も読みに行けたし、
お風呂に一人で入れたらしいです。
上等です!!
こんな些細なひとつひとつが、うれしくなりました。
何よりも帰りたいといわなくなったこと。 これが一番、ほっとしました。
今日は仕事中に、やけに、ご夫婦連れが目に入りました。
毎日のように、二人で買い物にくる老夫婦はたくさんいます。
お互いに助け合っています。
ご主人が、若い時、一生懸命働き、奥さまは、そのご主人に尽くしてきたのでしょう。
良い人生をおくってこられたのでしょう。
二人の穏やかな表情を見てわかります。
たぶん、どちらかが天に召されるまで、この夫婦は、仲良く手をとりあって生きていくのだな~
と、ほほえましくもあり、そしてうらやましい気持ちになりました。
母が、老人性うつ病になったのは、父が病に倒れて、入退院を繰り返すようになってからでした。 そして、父が亡くなり、うつ病が悪化、認知症へ移行していきました。
母にとって、父は支えだったのでしょう。
そして、尽くすべき人がいなくなった時、人は変わっていくのかもしれません。
それは、喪失感なのか・・・
支えてくれる人の存在は、大きいと思います。 私は、別居中です。 支えてくれる人もいなければ、支えなくてはならない人もいません。
私は、一本の木だとしたら、
支えてくれるものは、何もありません。
だから・・・。
強い風が吹こうと、
嵐が来ようと、
大雨が降ろうと、
雹がふろうと、
自分の足で立っていなければなりません。
倒れるわけにはいかないのです。
伴侶はいなくとも、心の支えになっている家族はいます。
息子が、いるから、仕事頑張れるのです。
しんどい時もあります。
でもやめるわけにはいきません。
いつか友達に言われてことがあります。
人生の目的は、ちゃんと、子孫を、この世に残していくことだと。
ちずるさんの子供たちはまっすぐに育っているよ。
そう励まされたことがあります。
だめ親ほど、ちゃんと育つのかもしれませんけどね。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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よろしくお願いします。