息子の私立中時代の同級生に会う、とっさに逃げようとした私です

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外から虫の声が聞こえてきます。

あの暑さがうそのような秋の気配でいっぱいです。

有名人の相次ぐ訃報、そして安室奈美恵さんの引退など、寂しいニュースが続いています。

私もなんだか寂しくなり、娘に会いたくなりました。

あいてる日ある?
東京まで行くよ?

とラインしました。

あっさりとごめん、忙しいと断られました。(苦笑)

娘に依存しちゃだめだ、娘には娘の人生があるのだと自分に言い聞かせました。

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そして今日は、買い物中に、息子の私立中学時代の同級生親子に偶然会いました。

二人はまるでカップルのように楽しそうに歩いていました。
晴れて大学生になった同級生です。

私はとっさに逃げようとしましたが、気付かれてしまい声をかけられました。

久しぶりーーK君元気?

うん、元気元気。
そう答えながら顔がひきつる。

K君、今どうしているの?

キター、その質問。

浪人しているのとまた顔を引きつらせながら答えました。

浪人は恥ずかしいことではない、逃げるのなんておかしいと後で思いました。

大変ね。
頑張ってと伝えてと同級生母は言いました。

隣で息子の同級生はにこにことしていました。

真面目そうなスポーツマンだった同級生は、ピアスをつけて茶髪になっていたのにはびっくりです。
どこの大学に通っているかは聞きませんでした。

市内をフラフラしていると、娘や息子の同級生やその母親に偶然会うことは多いです。

私と息子が家を出て二人で暮らしていることは、学校関係の人たちは誰も知りません。

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