浪人は、人生の途中下車

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浪人生の息子、今日はほぼ一日中、勉強していた模様。

たぶん・・・

息子の部屋には入れないので、様子はわかりません。

この春まで、私は過干渉な母親でした。

何度も無断で部屋に入ったし、様子をのぞいたりもしました。

貧乏なんだから、絶対に浪人はだめ!!

そう言い続けた母親を、息子はさぞかし重かったと思います。

第一種の奨学金も通っていました。
入学金も貯めていました。

息子の絶対に合格するという言葉を信じていました。

あとから聞くと、この絶対に合格するという言葉で、自分に暗示をかけていたのだそうです。

いろんな意味で、息子を追い詰めてしまったと思います。
そんな反省感から、私は過干渉過保護の親を辞めようと、努力をしています。

そして息子の力を信じて、見守ることにしました。

3月に浪人が決まった時、私は絶望のさなかにいました。

(本人は、わりとあっさりしていたのですが)

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その時に、人生の大先輩でもある知人から、浪人は人生の途中下車、長い人生、一年二年の浪人生活なんて、簡単に取り戻せるという言葉をいただきました。

その方は、医者になるために医学部に入ったのに、家が貧乏で学費が払えなくなり退学、次に入った大学では、船乗りになろうと決めたものの、身体検査でひっかかり、違う大学に入りなおしたとか。

その三つ目の大学で、やっと自分のやりたい勉強と、将来の夢をみつけたのだそうです。

電車がすきで、鉄道の設計士になり、楽しくやりがいのある仕事を、最近定年しました。

いろいろ回り道をしたけれど、自分が向いている職業につけたのは、ラッキーだったと話していました。

浪人生活は苦しいです、そんな苦しみを味わってほしくなかったと思っていました。

でも、その知人の話を聞いて、私も息子も前向きになることができました。

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