いろいろな事情で、フリーターにならざるを得なかった若者

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三連休初日、とてもいいお天気でした。
案の定、バーベキュー目当てのお客様が、東京からたくさんやってきて、駐車場は、一日中満車でした。

足が棒のようとは、このことなのねという感じ。
棒だー
足を引きずりながら帰宅しました。

今日は、若者のグループがたくさん来店。

いいな。
若いって。

みんな楽しそう。

職場のスーパーには、いろいろな事情でフリーターにならざるを得なかった若者も、何人かいます。

すごくいい子なのに、苦労している子もいます。

同じような年ごろなのに、黙々と働いているフリーター君が、ちょっとかわいそうになります。
その子、今27歳なんですが、高校時代に父親が病死して、高校中退してから、このお店で働きはじめました。

だからもう12年も、このスーパーで働いています。
いい子で、仕事もできる、そしてイケメン。

そんな子が、こんなスーパーにいたらもったいないって思うのですが・・・

母子家庭で、お母さんと二人暮らしでした。

そのお母さんが、3年前くらいに脳梗塞で倒れてしまいました。

まだ50代だったと思います。

一時は危ない状況になったのですが、お母さんがんばりました。

意識がもどった時、最近の記憶を失っていました。
なので、そのフリーター君を小学生だと思っているそうです。

身体も動かなくなり、寝たきりです。
最近、特養老人ホームに入れたらしいです。

休みの日には、必ず会いに行くそうです。

えらいなーと思います。

職場のパート仲間は、みんなそのフリーター君に優しくしてます。
お弁当を作ってあげるパートさんもいます。

みんながお母さんの変わりをしてあげているみたいです。
フリーター君、一生懸命仕事してます、時には人の分まで。

みんなよくわかっています。

お金がかかるからと自炊もしているそうです。
今は、お母さんと暮らした一軒家に一人で暮らしています。

「一人で寂しくない?」

そんな野暮な質問をしてしまいました。

「もう慣れた」って、フリーター君は答えました。
お母さん、たぶんかえってくることはないそうです。

日本には、ひきこもりやニートもたくさんいます。
でもこうやって必死に生きている若者もいるのです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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